僕は、飛行機の形が好きです。
なぜかというと、
あれは人間が考えうる最も機能的な形だとおもうからです。
もし、飛行機がかっこよさを求めたらどうでしょうか?
翼の形を無理に変えたり、必要のない装飾を施したり。
そんなことをしたら、安全面が下がってしまいます。
そんな飛行機には乗りたくないですよね。
飛行機は、最も安全な飛行ができる形を追求しています。
だから、どの航空会社の飛行機もだいたい同じ形をしています。
全人類が共通して「ベスト」の形と認識しているということです。
そして、これからもっと機能的な形にアップデートしていくことでしょう。
この姿勢は、ものづくり全般に言えることだとおもいます。
「機能美を追求すればするほど自然に近づいていく」
というのが僕の持論です。
飛行機の例のように、機能美を追求することは、自然法則を味方にすることです。
そしてQUTOTEN.でつくるプロダクトは、
見た目のよさ以上に、機能性を重視しています。
水が流れやすい角度、穴の大きさ、高台の高さ、肌に触れるときの質感、重み。
建築家のアントニ・ガウディがこんなことを言っていました。
「私たちが読み解くよう努力しなければいけないものは自然である。その偉大なる本はつねに開かれている。」
自然という偉大な本から人類が読み解いた知恵は、まだ宇宙における一握の砂。
QUTOTEN.は、自然に近づいていくようなものづくりを追求します。
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